浜比嘉大橋と沖縄の橋梁工事について
旅行記の雰囲気を壊しちゃうのもアレなので別枠で補足などを。
浜比嘉大橋の工事費は総額９０億円ほどかかったらしい。で、人口４００人の島は交通の便が良くなってフェリーは要らなくなった。釣り人はゆっくりイカ釣りを楽しめるようになった。
･･･それで？(´д｀)
そう、それ以外の経済効果ってあったの？ と考えずにはいられない公共工事だったりするのである。実をいうと、沖縄は公共事業に関しては超絶無比の特別扱いをうけている。工事の国による補助率はなんと９０％（驚）。離島振興もいいけれど、これって明らかに過保護なんじゃないのか…と、背景にあるお金の動きを知って筆者は思ってみた。
これはもちろん在日米軍基地が置かれていることで特別扱いを受けているものだが、他県にくらべて明らかに突出した優遇が本土復帰以来ずっと続いて、沖縄の公共インフラ（道路、港湾含む）の充実度は既に本土の平均を遥かに上回る水準になってしまった。一例として道路の舗装率でみると、筆者の住む栃木県が２２％に対し沖縄県は４５％と倍以上の水準になってしまっている。
※資料：沖縄県庁HPより
なおここでいう舗装とは耐久性が２０年くらい見込める本舗装の数値で、同３～５年の簡易舗装まで含めるとこの数値は全国どこでも概ね８０％以上になる。つまり素人が表面だけちょっと見てもわからないけれども、実は本土の大半の道路は簡易舗装で安上がりに造られていて（だからちょっと大雨が降るとすぐに壊れて補修が必要になる）、対する沖縄は人口の割にめちゃめちゃ高水準のインフラが整備されているのである。
それに輪をかけて基地問題で騒ぎ立てては毎年何千億円もの振興予算が上積みされている訳で、どこかの米軍司令官が 「ゆすりたかりの名人」 と失言するのも仕方がない面がある。筆者的には、もうそろそろ沖縄の特別扱いはやめて、他の地方に予算を回してもいいんじゃないの…というのが率直なところで、特に茨城県民は真面目に抗議したほうがいいと思うのであった（´・ω・｀）
<おしまい>
Fatal error: Uncaught TypeError: Unsupported operand types: string - int in /home/hobbyland/www/Kacho/tabi_yukeba/2006/2006_0422_Okinawa/2006_0422_bridge.html:49 Stack trace: #0 {main} thrown in /home/hobbyland/www/Kacho/tabi_yukeba/2006/2006_0422_Okinawa/2006_0422_bridge.html on line 49