特集/企画
アサガオをサツマイモに接ぎ木して盆栽にしよう(その2)
接ぎ木したアサガオの成長記録ですヽ(´ー`)ノ
2006.05.14
接ぎ木した当日の状態。うまく接合するかはまだなんともいえず。
2006.05.17
接ぎ木から3日後。おもいっきりしおれて萎え萎えに…w とはいえ養分を吸い上げる根を切り落としているのでこれはいたしかたのないところ。この段階で双葉は枯れてしまう。
2006.05.19
接ぎ木から5日。本葉の元気がないが、枯れているわけではない。
2006.06.03
接ぎ木から20日後。なんとか生命はつないでいるようだが成長が止まってしまっている。十分な養分が上がっていないのか、水分が上がっていないのか、接ぎ木の後しばらくはこのような状態が続く。ここが我慢のしどころだが、苗の体力が落ちている時期なので要注意だ。
気になるのは本葉の先端が茶色に変色しているところ。この時期に病気や感染症になるとそのまま枯れてしまうこともある。どこまで効果があるのか不明だが、苗にとって負担の少ない除菌剤として緑茶を噴霧してみる。さてどうなるだろう。
2006.06.11.
接ぎ木から28日後。接合部の融合は一山越えたらしく、ツルが伸び始めた。なお右の鉢で葉が大量に出ているのは実はサツマイモの芽が伸びてきたもの。アサガオが駆逐されてしまわないように、イモの芽はときどき摘んでやらねばならない。
2006.06.18
接ぎ木から35日後。ツルが伸びてきたので園芸用の支柱(\300くらい)を立てた。
2006.07.07
接ぎ木から49日後。お茶と水を交互に噴霧して葉の乾燥を防いでいるとツルがぐんぐんと伸び始めた。定期的な水分の噴霧は今年初めて試験的に実施しているが、昨年以前とくらべると成長が著しいのでイモ経由でアサガオが自力で吸い上げるよりもいいらしい。
おお、はやくも花芽が成長してきている。
2006.07.09
本日1輪目が開花。でもちょっと花に勢いがない。ちょっと干からび気味で水分が足りなかったかな…と思いつつ、霧吹きで全体に水をかける。もうひとつ蕾が伸びてきているので、こちらはシャキッと咲かせたいところだ。
2006.07.10
2輪目が開花。もうすこしシャッキリ感が欲しいところだけれど、今度はそれなりの様相で咲いてくれた。巨大輪系の品種は花の直径こそ大きいものの花びらが薄くてあまり頑丈ではない。失敗しないためにはやはり花径の小さい原種に近い品種で行なうのが安全牌といえるだろう。今回のアサガオはたまたま¥98の特売品で巨大輪を選んでしまったが、ちゃんとした花を咲かせるには水分調整をマメに(といっても単なる霧吹き作戦だけど:笑)行なう必要がありそうだ。
ところで右の鉢はツルばかり伸びまくって花芽がなかなか現れない。芸術性などそっちのけで放置しているのがいけないのだろうか…(笑) でもまあ、ここは Let it be の精神で好き放題に伸ばしてやろうw
2006.08.16
8月になると怒涛のように花が咲きまくるようになった。ツルが伸び放題だったほうの株もなんとか花咲きモードに移行してくれて一安心(^^;) ちなみにアサガオの開花は日照時間に左右されるようで、窓の明かりがいつまでも当たっているような状況下ではなかなか花が付かないらしい。今回の開花バーストモードは窓明かりが当たらない位置に鉢を移動して1週間後くらいから始まった。なるほど、要領がつかめてきたぞ。
この咲き具合をみるかぎり、今年のプロジェクトは大成功といえるだろう。
2006.08.26
未明に蕾を撮ってみた。ちょうど咲き始めるあたりだ。
じわじわと開いてくる。
完全に開花した状態。大輪の弱さか、ちょっとしたことですぐに花びらが切れてしまうのは観賞用としては少々つらいところだ。芋に挿す/挿さないに関わらずこの品種は栽培(というか花の手入れ)が難しいらしい。とはいえ蕾はどんどん出てくるので数撃ちゃ式で鑑賞していたりする(笑) それにしても、まったく肥料を与えなくてもサツマイモの栄養だけでよくこれだけツルが伸び、連日花が咲くものだなぁ。サツマイモ、偉い〜♪
2006.09.23
そして9月…彼岸を迎える頃には葉も黄色味を帯び、花も終わりが近づく。
種は普通にできるが、園芸用品種は1代限りで発芽しないことも多い(→F1交配種)。種を採取して翌年に撒くよりも、新たに種なり苗を用意して来年に繋げたほうがよかったりする。生命の営み的にはちょっと感動が薄れてしまうが、園芸品種は遺伝的にシビアなのである。
そんな訳で、2006年のアサガオプロジェクトはこれにて完了〜 ヽ(´ー`)ノ
<おしまい>
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