2007.11.04 塩原〜高原宿跡(鶏頂開拓)
そろそろ紅葉の頃合かな・・・と思い奥塩原に行って参りましたヽ(´ー`)ノ
じわじわと平野部にも紅葉が降りてきつつある昨今だが、どうも十月中旬以降は曇天+小雨模様という日が多い気がする。この日も天気予報では珍しく関東平野は晴れ模様・・・の筈だったのだけれど、夜が明けてみると山間の天気は素敵な曇天なのであった。撮影条件としてはあまり良い状況とはいえない。
しかし機会損失になるのもアレなので、ここは強行偵察と洒落込むことにした。塩原渓谷(温泉街周辺)の紅葉の見頃は例年11月に第一週頃である。カレンダー的には今日辺りが見頃になっていることだろう。
■布滝〜福渡付近
…そう思いながら上ってみると、もう布滝付近がこんな状況だった。
肌で感じる気温具合としては今日はもみじラインの料金所付近が見頃かな・・・と思って来たのだけれど、こんなところまで紅葉が降りてきている。
日差しがあればもう少し鮮やかに写りそうな気はするけれど、しかしまあ贅沢をいえばキリが無い。クルマの往来を気にしながらも、しばしゆったりと歩いてみた。
少し上って福渡付近に至ると、やや色付き具合が浅くなった。
まだ多少の緑も残っており、来週でも十分見れそうな感じだ。
■塩原温泉街
温泉街(古町)に入って定番スポットのレストラン "ランプ" の前にやってきた。ここはまだ紅葉の見頃としては若干早いようだ。下流側の方が色付きが良い(紅葉が早い)というのは不思議な感じもするけれど、山間部ではよくあることなので驚かないほうがよい。風の当たり方や局所的な冷え込み具合で、こういうことは珍しくは無い。
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一房だけ色の乗った楓がイイカンジだったので撮ってみた。来週にはきっと真っ赤になっていることだろうな。
■もみじライン
もみじラインに上がったところでいくらか日が差してきた。
この日、紅葉の色づきが見頃になっていたのは塩原温泉街からもみじラインの料金所付近であった。
木の個体によっては彩度MAX状態に染まっている。
…が、案外これが撮影しにくい。やはり紅葉のシーズンということでクルマが多いのである。美人度の高い木の周囲は渋滞気味になって、クルマを停める場所も時間もほとんどない。観光バスが乗客サービスの一環として見頃の木の前でスピードを落とし、それにつられて減速したクルマがやはり木を一瞬眺めてから再発進していくので、これが積み重なって後方ではえらい渋滞が発生している(^^;) …こういうシチュエーションではバイクで軽装ツーリングに来ている人が最強の勝者かもしれない。
おかげで本日は写真らしい写真が残せなかった。ゆっくりと紅葉を眺めたいのであれば、休暇をとって平日狙いで来た方がよさそうだ。
■鶏頂開拓
ようやく渋滞のピークエリアを過ぎて、上側に抜けた。
…が、料金所から上はもう紅葉のピークは過ぎている。錦絵のような景色は望みにくいので、渋い風景を求めて高原宿跡=鶏頂開拓に入ってみた。こちらは混雑エリアからは外れるので、ゆったりと景色を眺めるのには都合が良い。
開拓地に入ると、高原野菜の季節もほぼ終わり、静かな晩秋の風景が広がっていた。
この時期、一番奥にあるゴルフ場から見る景色がひそかにロケーションがよく見栄えする。筆者はゴルフはしない人間なのだけれど、温泉つきレストハウスとしては使える施設なので実は時々訪れている。・・・それにしても、果たして採算が取れているのかね、ここって・・・( ̄▽ ̄)
カラマツ林が晩秋の風景を演出してイイカンジになっている。
レストハウス併設の露天風呂では、いろはもみじの紅葉がここではおそらく今年最後になるであろう華をみせていた。
少し日が差してきた。たちまち色が燃え立つように鮮やかに復活してくる。今年はなかなか撮れなかった赤と黄の世界が、こんなところに残っているとは・・・なんとも。
周囲の山々が渋い晩秋色に染まっていく中、この一角の数本のもみじだけが一筆の紅を差したように赤く染まっていた。
開拓農地の向こう側に見えるのはエーデルワイススキー場だ。隣接してハンターマウンテン、鶏頂山、メイプルヒルと合計4箇所ものスキー場がオープンして賑わったのは90年代前半の頃だったか。やがてスキーブームが一巡し、県内最大手の金融機関だった足利銀行の破綻もあって、このうち鶏頂山とメイプルヒルが2000年頃に倒産した。
山間のこの地の栄枯盛衰は、会津街道の往来の増減にともなって、千年の昔から山と谷を繰り返している。これはそのうちレポートのテーマのひとつとしてまとめてみたいところだ。
そんなわけで、あまり綺麗なオチは無いけれどもこのへんで撤退〜♪ ヽ(´ー`)ノ
<完>
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