2006.04.30 板室




沖縄で散財してきたのでお金をかけずに市内をマターリと流してきましたヽ(´ー`)ノ




さて南の島から戻ると季節の感覚が狂ってしまいそうだが(^^;)、とりあえず近所を流してみることにする。那須はそろそろ田植えの頃だ。

亜熱帯性植物である稲にとって本来田植えの適期というのは6月初旬の梅雨前頃にあたるそうなのだが、兼業農家の多い栃木県北部に於いてはGWに済ませてしまうところが殆どだ。まとまった休日が取れるときに一気にやってしまおう、ということであるらしい。




牧草地には、紛れ込んで繁茂する菜の花が良い具合に混ざって咲いている。南関東あたりでは早春の3月頃を象徴するような花ということになるらしいが、那須では4月〜5月の最盛期となり、筆者は菜の花と言えばGW頃の風景を思い起こす。首都圏から来た人にとっては、菜の花については遅れ気味、田植えについてはフライング気味に見えるかもしれない。




で、板室に向かうのだけれど今日は空気の状態がいまひとつだなぁ




温泉地に行く前に深山ダムに登ってみることにする。桜前線は木の又地蔵あたりまで達しているがまだダムまではとどかない。




そのまま矢沢渓谷沿いの一本道を登っていくと・・・




深山ダムに出る。雪を頂いているのは三倉山〜大倉山〜流石山と連続する山塊だ。
ここまで近づくと視界はたしかに通るが、雲がおおいなぁ。




「深山湖」 と書いてある標識もずいぶん風化が進んでいる。そろそろ補修しないと読めなくなりそうだ。




さて若干降りて板室温泉。ここではちょうど桜が満開となっていた。




こちらは共同浴場脇の八重桜。一般に八重桜はソメイヨシノ、ヤマザクラにくらべて開花が遅いといわれているが、板室付近ではほぼ同時に咲いていた。



板室温泉では渓流沿いに鯉のぼりを揚げるのが最近の通例になっている。今年も川面いっぱいに並んでいた。これで青空なら絵になるんだけどなぁ(^^;)




で、その渓流。深山湖から流れ下る那珂川の源流、大川だ。
のんびりと釣りをしているカップルがいた。




水は綺麗だ。これなら沖縄の海にも負けないくらいだろう。


<完>