2006.0409 残雪の那須(その1)




那須野ヶ原の南端、大田原では桜の開花がはじまっています。が、まだ見頃には早いので残雪の山でも見てくるか…と、茶臼岳を目指してみました。




埼玉(さきたま)から見る那須山塊。この時期はまだまだ雪深く、残雪は5月初頭頃まで残る。今日は山に雲がかかっている。




このあたりの桜はまだ開花していない。大田原市から那須塩原市を経由して那須町の山岳部まではおよそ30km。たったこれだけの距離を桜前線は1ヶ月もかけて移動していく。前線がここに到達するのは来週末くらいだろうか。




少し山側に近づいて西岩崎の那須大橋からみる那珂川。木々はまだまだ冬の様相だ。




那須街道を登ってボルケーノハイウェイの展望台。白河の市街地までよく見通せる。あの市街地の手前が関東と奥州の境界だ。




ついでに愛車も入れて記録写真を残しておこう(笑)




展望台から見る茶臼岳(左)、朝日岳(中央)、鬼面山(右)。なかなか雲が取れる様子はない。雪雲がかぶっていたりしなければいいのだけど・・・




それにしても、雪の状態をみるとまだまだ春本番という感じではない。さらに写真ではわからないが今日は風が強い。雲をみるとごんごんと流れている。流れるたびにまた山の向こうから雲が湧き出してきて山頂を覆う。・・・その繰り返しになっているようだ。




まあ、ともかく上っていってみよう。




那須ファミリースキー場までやってきた。スキー場は3月末からオフシーズンになっており、駐車場にクルマの姿はない。




ちょっとピンボケ(^^;)になってしまったがスキー場のリフト。こうしてみると雪解けはそれなりに進行しているようだ。




ただしちょっと目線をあげるとこのような状況。写真ではよくわからないが、風で雪が巻き上げられて斜面を吹き降りているのが見える。あれがそのままこちらにむかって流れてくるのか・・・。


<つづく>